民主党は寝っ転がりをやめて政権担当準備を

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民主党は寝っ転がりをやめて政権担当準備を

相変わらず国民そっちのけで、審議もしないで政局遊びにあけくれる国会です。今、このようなことをしている時でしょうか。ここは民主党に強く言いたいと思います。

誰が見ても自民党政治は終焉を告げています。黙っていても今年の9月以降に民主党に政権が転がり込んでくるのです。今更政局にあけくれて、国民不在で、早期解散に血眼になる必要は全くないのです。それより政権担当の準備をしましょう。

今のように「審議拒否で政治の空白を広げる」だけでは民主党に対する民心は離れます。もうそろそろ「政権交代こそ最大の景気対策」などという馬鹿げた発言はおしまいにして、真面目に政治をやりましょう。

そのためには麻生総理の言葉をそのまま頂いて、民主党が「政局よりは政策」と矢継ぎ早に実現可能な、現実的な政策を次々と打ち出すことです。民主党が逃げていると誰もが確信している安全保障問題にも荒唐無稽でない現実的な政策を打ち出すべきです。

今最も急がねばならないのは「経済と安全保障」です。民主党が良い政策を出せば、政府与党は丸呑みしてきます。そしてそれが実現すれば誰しも民主党の手柄だと思います。それでいいのです。

このまま民主党が不毛の「国民不在の審議拒否」を続けていれば9月までに何が起こるかわかりません。大きなスキャンダルでも発覚すれば風向きは変わります。でも着実に現実政党として政策を地道に重ねて行けば、多少のスキャンダルくらいで流れが変わることはありません。

今、民主党にとって一番大切なことは「政権担当能力がある」ことを国民の前に示すことです。そろそろ「政権移譲準備委員会」でも結成して、国政に空白が生じないように、走り始めなければなりません。

それには「時間稼ぎの牛歩戦術」などやめて、真面目に国会審議をして、国政を進めることです。寝っ転がりは断固やめてください。民主党