郵政問題 何が問題か

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郵政問題 何が問題か

亀井大臣が「総理の了承を得た」総理は「了解していない」これはどう考えても亀井大臣が正しいです。というのも、この決定を聞いた仙石大臣が血相をかえて鳩山総理に詰め寄ったところ、「アレ、まだ閣議決定していなかったっけ」と反応したそうです。

総理は全くの無関心だったのです。総理の「良い子でありたい」願望は嘘までつかせたのです。これで総理のいうことは嘘ばかりだと判明しました。でもこのようなことはどうでも宜しい。今や誰も総理の言葉を信用していませんから。

もともと郵貯のお金は財政投融資として政府が高い金利特殊法人などに流し込み、無駄使いの温床となっていました。そして毎年三兆円以上の税金を特殊法人などに補填し、郵貯にスムースに還流する仕組みだったのです。

そこで小泉改革では郵政民営化でこの悪循環を解消したのです。小泉改革の目玉は郵貯簡保は完全民営化をし、二度とこのようなことが発生しないような仕組みにしました。

ところが亀井改悪では郵貯簡保筆頭株主として国が君臨することを決めています。まさに国有化に逆戻りです。そして預け入れ限度を引き上げることにより、財政が逼迫している現状で昔のように、郵貯簡保のお金を引き出すことさえ狙っています。

また郵貯の限度額引き上げで、結局ペイオフが二千万円になります。郵貯は政府丸抱えで痛くも痒くもありません。でも民間金融機関は保険で補償しますから、ペイオフが二千万になると、コストがあいません。これは完全な民業圧迫です。

民間会社で非正規雇用が2千万人いる、これを1千万人は正社員にしろ。などという指令が大臣から来るなんて正気の沙汰とも思えません。

とにかく昔の郵政に完全逆戻りなんです。

普天間問題

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普天間問題

わが国の首相の悪口を言うのは誠に不幸なことです。でも余りにひどすぎます。鳩山首相の頭の中はカラッポだと思っていたのですが、実は「ボクは良い子なんだ。首相は絶対権力がある。だからボクを良い子にするのだ」というのが基本方針だったようです。

ですから、温室効果ガスの25%削減も、世界的な喝采を浴びるためのもので、中身は全くつめられていません。いまや世界各国も鳩山首相を良く研究していますから、外国へは出て行ってもらいたくありません。日本の恥です。

わが国の安全保障という大切なことをこのレベルで考えてもらっては困ります。普天間の県外移設の公約も「確固たる案があってのことか」との石波氏の質問に対して、結局願望以外何もなく、選挙民うけのすることを叫んだだけであったようです。

ですから「どのようにすればよい子でいることが出来るか」しか眼中になく、移設先も奇妙奇天烈な案に落ち着いたようです。

でも本来は「なぜ沖縄か」から考えるべきものです。わが国での安全保障で大切な有事とは「台湾海峡朝鮮半島」です。一旦有事の時はいち早く立ちあがらないと被害は拡大するばかりです。

そのためには沖縄県民には不幸ではありますが、沖縄に基地をおくことが最も効果的なのです。ですから沖縄に米軍基地が集中しています。

また首相の頭に中に全く無い、「海兵隊とはどのような組織か」も論じる必要があります。自衛隊には海兵隊がありませんので理解しにくいでしょうが、有事の際一番機動的に動ける部隊なのです。

地上部隊にへりに輸送機などなど、一体となって初めて力を発揮します。
その機能を分散配置して一体どのようにして抑止力を働かせることが出来るのでしょうか。

政府の最終案は抑止力から考えれば支離滅裂です。この案をアメリカが呑めばそれは日本を見放したも同然です。有事の際には遠く離れたグアムからのこのこやってきて間に合うと思いますか。どのようにして大量の人員と機材を運んでくるのでしょうか。

日本には岩国に海兵隊基地がありますから、そこからかけつけても後の祭りです。日本が攻撃力を持たないときに、アメリカ軍なしてどのように国民の生命財産を守るのでしょうか。鳩山さんから明確な回答を示してもらう権利を私たちは持っています。

でも彼の頭の中には何もありません。自分が良い子でありたい一心です。岡田外相も呆れていることでしょう。

民主党のイメージアップ作戦に騙されるな

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民主党のイメージアップ作戦に騙されるな

連日、新政権が断末魔の様相を呈しています。その一方で、農家個別保障、子供手当て、高校教育無償化、公共事業の箇所付けなど、特に問題があることがわかっている子供手当ても「修正していたら参院選に間に合わない」と強引に法案成立を図っています。これこそまさに私たちの血税を使って参院選の票を買うという許されることが出来ない暴挙です。

問題を放置したままの内閣支持率は急落していますが、肝心の独裁者小沢幹事長は「われ関せず」です。小沢幹事長の野望は「親分が右を向けといえば右」「親分が黒を白といえば白」という「一致団結箱弁当」軍団を師匠の田中角栄の規模を大幅に上回る最強軍団として完成させることです。いわばオームや北朝鮮を日本政治に確立することに奔走しています。

その夢があと一歩です。そこで目障りなのは枝野、前原といった閣僚の発言です。小沢幹事長はメディアを使って公然と彼らの発言を非難しました。親分がここまで発言したのですから茶坊主たちは日教組出身輿石東を筆頭に強力な締め付けを始めることでしょう。

さて問題は根無し草で頭の中がカラッポの鳩山首相です。このまま小沢幹事長と一蓮托生なのか、距離を置くのか難しい選択に迫られています。首相のイメージを上げるにはリーダシップの発揮が一番と、思いつきを次々と言い出して、これが大混乱をまねいています。これほど閣内不一致でも恥じない政権を見たことがありません。

そして最後の望みを託したのが「第二次事業仕分け」です。これで一挙にイメージアップをもくろんでいます。でも昨年の事業仕分けはあれだけの注目を浴びたのに、結果は「尻切れトンボ」で終わりました。事業仕分けでいくら問題点を指摘しても、今の政権にはそれを実行にうつす力はなくなっています。

結局4月末から始まる事業仕分けも単なるイメージアップのパフォーマンスでしかないのです。私たちはこれ以上新政権に騙されないようにしようではありませんか。目標は内閣支持率一桁を早く実現することです。

小沢親分の顔色を見るのが民主党の一番大切なこと

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小沢親分の顔色を見るのが民主党の一番大切なこと

生方解任騒動では心底笑ってしまいました。さしずめ
「親分!裏切者生方の首をとりやした」「おおでかした。お前は忠義者よのう」と言われたい一心で頭の悪い取り巻きが起こした馬鹿げた事件といえるでしょう。

そしてその結果内閣支持率が大幅に下がりました。国民は今まで、小沢独裁、恐怖政治、物が言えない民主党内とは聞いていましたが、その決定的証拠を知りませんでした。ところが生方解任騒動で「ああ、このようなことが実態なのか。これでは小沢幹事長にたてつくことは不可能だな」と心のそこから理解したのです。

これで小沢幹事長に距離を置く人たちの歯切れの悪さが理解できました。今までの噂が事実として確認された瞬間でした。ですから支持率は急降下したのです。このような極めて単純なことが、頭の悪い小沢取り巻きには見えず、小沢親分に対する忠義しか頭になかったのですね。

でもこれが私たちが期待した民主党だったのでしょうか。

そして北教組問題の小林議員がわざわざ記者会見を開いて「離党も辞任もしません」と表明しました。明らかに小林議員の意思に反しています。小沢幹事長の強い影響力を感じます。小林議員が辞職すれば今度は自分に矛先が向かってきます。いまや小沢幹事長民主党より自分の権力維持に必死です。

参院選挙を控え、今後看板の付け替えが行われる可能性はあります。でも党内屈指の勢力と権力を誇る小沢傀儡に付け替えられるのは決定的です。小沢傀儡と小沢側近というスパイによる締め付けは明らかです。小沢氏が離党もしくは議員辞職をしないかぎり、民主党は何も変わらないのです。

それでも皆さんは民主党に一票を投じますか。

クロマグロ逆転

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クロマグロ逆転

何と野生動物を保護するワシントン条約で、大西洋クロマグロが絶滅危惧(きぐ)種に指定され、国際的な商業取引が禁止される提案がなされたのです。この他にもフカヒレのフカなど、食用に供されている海産物がシーラカンスと同じレベルでワシントン条約とは違和感も相当なものです。

一時は可決やむなしと日本では覚悟をしていました。それがフタをあければ大差で否決です。

新政権の中で「脱官僚とは程遠い官僚丸投げ」の赤松大臣の大手柄です。満面の笑みをうかべ、国民の喝采をあびたことでしょう。

それにしても何かと不祥事の多い、農水省に素晴らしい外交官がいたものです。外務省顔負けではありませんか。官僚にも優秀な人材が存在することが見事に証明されました。聞けば随分用意周到で、外交交渉としては満点の出来です。久しぶりに気分が良くなりました。

次に従来なら「欧米が決めれば世界のことは全て決まる」というパターンが崩れたことでした。もはやG7では何も決まらず、新興国の入ったG22では船頭多くして決まらず。という状況がG22が出来た瞬間から、続いています。温室効果ガスの削減も何も決まりませんでした。当分この混迷は続くでしょう。

それから今回の影の主役は中国です。中国のアフリカ諸国に対する影響力は大変なものです。そして次々と資源を確保しています。ですから中国の意向に多くのアフリカ諸国が従っ大差の否決につながったと思います。

軍事力を着々と増強させている中国。本当にアメリカと世界を二分するG2も現実的になりつつあります。鳩山・小沢の中国べったり外交では日本は中国の属国になってしまいそうです。

今回のクロマグロの一件は色々なことを見せてくれました。

小沢幹事長の自民壊滅作戦

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小沢幹事長の自民壊滅作戦

現時点で自民党の中には、長年の権力の座が忘れられないのと、あの少数政党の亀井静香の政権与党でのやりたい放題を見ていると、早く自分たちも政権与党に入り、昔の権力を回復したいとウズウズしています。でも現時点では民主党も受け付けてくれません。

このような観点から見ると邦夫騒動や新党騒ぎが何となく納得できます。今、騒いでいる人たちは小沢幹事長と何らかのつながりがあります。あの舛添 要一などは政治評論家青山氏によれば、心はすでに東京都知事選挙にあるといいます。それまで、出来るだけ知名度を高めることしか頭にありません。しかも過去の知事選で小沢幹事長の支援を受けているのです。恐らく今後の働き次第で、民主推薦の餌を見せ付けられているのでしょう。

また与謝野氏の小沢幹事長との近さは衆目の知るところです。

小沢幹事長は来るべき参院選過半数が取れないことを、もう覚悟しているようです。そこで公明党を引き入れようと躍起です。でもそれでも過半数に達しない惨敗を仮にしたとすれば、そのときこそ現在の邦夫騒動であぶりだされた人たちや、まだ表面化していない、自民党の派閥幹部などに手をつけます。

民主党政権は次の選挙まで続くので、ここで自民党を割れば、小沢幹事長による自民壊滅作戦は完成します。

このように考えれば自民党が敗北したにもかかわらず、一向に再生の気配がないのがうなづけます。自民党員の心は、自民再生より、どのようにして政権与党に自分を高く売りつけるかしか考えていないのです。小沢幹事長はとてもしたたかです。そしてこの時点で小沢帝国の完成となり、国民は不幸のどん底に落とされます。

さあ皆さんどうしますか?

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自民党 お家騒動

鳩山邦夫離党など自民党が大揺れに揺れています。
でも私は笑ってしまいました。このようなブザマな様子では、自民党も二度と政権与党には戻れないのかなあと。

スタンドプレーしか頭にない舛添氏と、今頃騒いでいる与謝野氏には心からの怒りをこめて言いたいです。選挙敗北後の総裁選挙をどうして谷垣、河野太郎の両極端の勝負にさせたのかと!

この時点で今日の事態を予想していなかったとしたら、政治家失格です。二人とも自民再生には程遠い人物ではありませんか。しかも旧来の派閥連合で谷垣総裁を選んだとき、自民党が再生しないことは明確だったではありませんか。

それを今頃になって騒ぎ立てる。なぜ総裁選に舛添氏と与謝野氏は傍観者を決め込み、立候補しなかったのかと、声を大にして言いたいです。党改革のチャンスはあの時しかなかったのです。

あの郵政問題で的外れの騒動を起こした鳩山邦夫は離党して竜馬気取りです。まさに噴飯ものではありませんか。国民はますます愛想を尽かせてしまいます。民主党がこれほどまで見放されつつあるのは「新政権のフタをあければ、自民党」だったからです。

特に鳩山、与謝野両氏は小沢幹事長と親しく、今度のことは小沢自民壊滅作戦の総仕上げではないかと私を始め多くの人が疑っています。ここで窮地の民主党を小沢陰謀が救うかも知れません。小沢幹事長は今頃、参院選の勝利を確信していることでしょう。

政界再編とは現時点では自民党が割れて民主党に呑み込まれることを意味します。いったん権力の魔力を知った民主党が割れて、自民党組と合流するなんて、ありえることではありません。この程度のことは今回の騒ぎの人たちは、知っていると思います。要するに自分をどのように高く売りつけるかの自己保身以外の何物でもありません。真面目に政治をせい!と言いたいです。

自民党も、舛添も、与謝野も顔を洗って出直して来いといいたいです。もちろん鳩山邦夫は問題外です。ああ嘆かわしい!!