民主党のイメージアップ作戦に騙されるな

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民主党のイメージアップ作戦に騙されるな

連日、新政権が断末魔の様相を呈しています。その一方で、農家個別保障、子供手当て、高校教育無償化、公共事業の箇所付けなど、特に問題があることがわかっている子供手当ても「修正していたら参院選に間に合わない」と強引に法案成立を図っています。これこそまさに私たちの血税を使って参院選の票を買うという許されることが出来ない暴挙です。

問題を放置したままの内閣支持率は急落していますが、肝心の独裁者小沢幹事長は「われ関せず」です。小沢幹事長の野望は「親分が右を向けといえば右」「親分が黒を白といえば白」という「一致団結箱弁当」軍団を師匠の田中角栄の規模を大幅に上回る最強軍団として完成させることです。いわばオームや北朝鮮を日本政治に確立することに奔走しています。

その夢があと一歩です。そこで目障りなのは枝野、前原といった閣僚の発言です。小沢幹事長はメディアを使って公然と彼らの発言を非難しました。親分がここまで発言したのですから茶坊主たちは日教組出身輿石東を筆頭に強力な締め付けを始めることでしょう。

さて問題は根無し草で頭の中がカラッポの鳩山首相です。このまま小沢幹事長と一蓮托生なのか、距離を置くのか難しい選択に迫られています。首相のイメージを上げるにはリーダシップの発揮が一番と、思いつきを次々と言い出して、これが大混乱をまねいています。これほど閣内不一致でも恥じない政権を見たことがありません。

そして最後の望みを託したのが「第二次事業仕分け」です。これで一挙にイメージアップをもくろんでいます。でも昨年の事業仕分けはあれだけの注目を浴びたのに、結果は「尻切れトンボ」で終わりました。事業仕分けでいくら問題点を指摘しても、今の政権にはそれを実行にうつす力はなくなっています。

結局4月末から始まる事業仕分けも単なるイメージアップのパフォーマンスでしかないのです。私たちはこれ以上新政権に騙されないようにしようではありませんか。目標は内閣支持率一桁を早く実現することです。